中華ゲーム見聞録:スタイリッシュな非対称オンライン鬼ごっこ『GOLD EXPRESS』近未来を舞台に強力なAIロボットの追跡を逃れ、データを奪ってアップロードせよ!
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中華ゲーム見聞録」第57回目は、マップ各所にある端末からデータを奪って脱出する、サイバーパンクな近未来を舞台にした4vs1の非対称オンライン鬼ごっこ『GOLD EXPRESS(黄金列車)』をお届けします。

本作はDAWN STUDIOによって、9月27日にSteamで早期アクセス版が配信されました。非対称オンライン鬼ごっこと言えば、有名なところでは『Dead by Daylight』や『Friday the 13th: The Game』などが挙げられます。基本的なルールですが、1人の「鬼」が多数の「人」を追いかけるというものです。

「人」側は「鬼」に捕まらないように逃げ回りながら、ステージクリアの条件を満たさなければなりません。クリア条件を満たしたのち、全員が脱出地点に到達すれば「人」側の勝ち。それを阻止できれば(「人」側の全滅など)「鬼」の勝ちです。「鬼」は強力なスキルや力を持っているので、逃げるのは容易ではありません。


本作のルールも前述したように、1人の鬼(Watcher)と4人の人(Extractor)の戦いになります。Extractorたちはマップ各所に配置された端末からデータ(「データキューブ」と言います。名前の通りキューブ型)を抽出し、アップロード用の端末のところまで運ばなければなりません。運んでいる最中にWatcherの攻撃を食らうと、データキューブを地面に落としてしまいます。誰でも拾うことができますが、Watcherに拾われてしまうと無くなってしまいます。

無事アップロード用の端末にたどり着いたら、次はデータキューブのアップロード作業。合計7つのデータキューブをアップロードできれば、脱出用の「フライングトラック」が現れますので、それに乗ればクリアです。

WatcherはExtractorたちを追いかけるだけでなく、端末にウイルスを仕込むことができます。Extractorはウイルスを除去せずに端末を使おうとすると、ウイルスに感染してダメージを受け、さらに居場所を知られてしまいます。端末も一定時間使えなくなってしまいます。逆にウイルスのない端末に対してウイルス除去した場合も、一定時間端末が使えなくなります。

この手の非対称ゲームはホラー要素の強いものが多いため、「ホラーが苦手」「残酷表現がダメ」ということでプレイできなかった方もいるのではないかと思いますが、本作は近未来のアリーナで行われるTVショウのようなもので、鬼もロボット型。Watcherたちもスタイリッシュで個性があり、様々なスキルを使うことができます。ホラーが苦手な人でも安心の舞台設定。さっそくプレイしていきましょう。

ルールは遊びながら覚えよう



ゲームのメイン画面。今回は英語でプレイします。ここで左下の「MATCH」をクリックするとマッチング開始。Watcherでプレイしたい人は、MATCHボタンの左の「Watcherアイコン」をクリックして切り替えてください。

画面左側に「HOW TO PLAY」のボタンがありますが、これを押すとチュートリアルになり、すべてこなすと600ゴールドが手に入ります。本作にはストアがあり、スキンやアンロックキャラクターを購入することも可能(後述)。とりあえずチュートリアルを見てみましょう。


チュートリアルではルールをテキストとムービーで教えてくれます。ムービーをひとつ見るたびに50ゴールドが手に入ります。しかし文字が小さくて読みづらい……。こういうのは実際にプレイしてしまった方が分かりやすいですね。死にながら覚えましょう。


4分ほど待ってExtractor側でマッチングしました。1番の人から使用キャラを選んでいきます。同じキャラの使用は禁止なので、自分の得意キャラが使えるとは限りません。筆者は4番目なので、画像の「Dancing Girl」を選びました。スキルは「Tactical Dodging」。無敵時間有りの緊急回避です。

これ以外にも各キャラはパッシブスキルを持っており、Dancing Girlの場合は「データキューブのアップロード時間-25%。作業中のエナジーチャージ回復時間+50%、ただし走っているときは-50%」といったものです。

「エナジーチャージ」は、格闘ゲームで言うところの「必殺技ゲージ」のようなものです。ゲーム開始時に5つ持っています(上限が5)。スキルなどを使うと減り(スキルによって減る数が違う)、時間とともに回復します。


全員のキャラ選択が終わったのち、マップのどこからスタートするかを各プレイヤーが選びます。マップ上の車マークは脱出地点(フライングトラックが迎えに来る場所)、赤いアイコンはWatcherのスタート地点です。Watcherと遭遇したくないので離れた位置を選択しました。マップによっては階層になっているものもあります。


ゲームが始まりました。初プレイなので緊張しますね。操作はWASDキーで移動、Shiftを押しながらで「走る」、Ctrlは「しゃがみ」、マウスの右クリックでスキル発動です。Eキーでインタラクト、Rキーは端末のウイルス除去になります。

スタート地点にはアップロード用の端末(青いキューブが浮いているもの)が置いてありますが、データキューブを持っていないので何もできません。まずはデータキューブを探しに行きましょう。ちなみに画面中央下にある「5」というのが、先ほど説明したエナジーチャージの数です。


本作における障害物である「壁」。Extractorは壁を出現させたり消したりすることができます(一定時間かかります)。Watcherはブロックを乗り越えることはできますが、くぐることができません(壊すことはできる)。逃走時に上手く利用しましょう。


物は試しということで、壁を出現させてみます。そこそこ時間がかかりますね。それとエナジーチャージを1消費します。自分自身が通れなくなってしまったので、別の場所から建物の外に出ました。


オレンジ色のキューブが浮いている端末を発見。これがデータキューブです。さっそく近づいてEキーを押し、データキューブを抽出しましょう。これもそこそこ時間がかかりますね。Qキーを押すことで、エナジーチャージを1消費するのと引き換えに、抽出速度をアップすることができます。

Watcherとの遭遇



データブロック回収後、スタート地点にあるアップロード端末のところまで戻りました。しかし部屋から外を見ると、Watcherの姿が!急いで身を隠しますが、気付かれた……?


思いっきり気付かれますね。ダッシュ攻撃でブロックを壊され、ダメージを受けてしまいました。殺される前にスキルのTactical Dodgingを使ってこの場を脱出。


しばらく逃げ回っていると、アップロードしている仲間と遭遇。本作ではアップロードを手伝うこともできます。手伝う人が多ければアップロード時間も短縮されるので、積極的に手を貸しましょう。


データキューブを求めてマップをさまよっていると、またもやWatcherに遭遇。ダッシュ攻撃を食らった後にパンチで殺されてしまいました。


死んだのちは幽霊状態になり、自由に移動することができます。完全無敵なのでこれ以上殺されることはありませんが、時間とともに体力上限がどんどん低下していき、0になると死亡してしまいます。急いで仲間の元へ行って復活させてもらいましょう。なんだか昔遊んだ『ウルティマオンライン』の死亡時を思い出しました。


仲間がいたので復活することができました。しかし体力上限をかなり失ってしまったため、次攻撃を受けたら即死です。


ウイルス除去せずにデータキューブを抽出しようとしたら、ウイルスに引っかかってしまいました。Watcherが仕掛けたものですね。これでしばらくこの端末が使えなくなった上に、場所がバレバレになってしまいます。しかもウイルスで体力も減っていきます。


駆け付けてきたWatcherにボコられて死亡。幽霊状態になりましたが、すでに体力上限がほぼ無かったのでそのままゲームオーバーです。ちなみにこの時点でチームがアップロードしたデータキューブは6個。あと1個で脱出可能です。


死亡後は仲間をプレイを見ることができます。残った3人が最後のひとつをアップロードし、脱出条件を満たしました。脱出ポイントにある光の筋の中にしばらく立つと、上空で待機しているフライングトラックに乗ることができます。筆者以外全員脱出し、チームの勝利です。


リザルト画面でMVPなどの発表があったのち、経験値やゴールドが手に入りました。レベルも2に。脱出はできませんでしたが、チームの勝利に貢献できたとポジティブ思考しておきましょう。

Watcherでプレイ!



Extractorで何度かプレイしてだいたいルールが飲み込めたので、今度はWatcherでプレイ。使用するのはWardenというAIロボです。初プレイ時に殺された敵ですね。スキルはダッシュ攻撃。一気に相手との間合いを詰めることができます。


ゲームスタート。Watcherでも壁を出現させたり消したりできますね。エナジーチャージを消費しますが、Extractorと比べて回復がかなり早いです。さすがに鬼役は高性能。


データキューブの端末を見つけたので、さっそくウイルスを注入。Extractorを探し回るよりも、端末にウイルスを仕掛けた方が効率よさそうですね。


しかしなかなかExtractorを発見できず、見つけてもこちらの攻撃が当たらないこともしばしば。明らかに当たっているのに相手がダメージを受けていなかったりなどもありました。台湾から中国サーバにつないでのプレイなので、ラグかもしれません。


結局データキューブを集められ、脱出されて敗北。Extractorと違ってWatcherは攻撃を当てなければならないため、ラグの影響をもろに受けてしまいます。回線が悪いとプレイは厳しそうです。


最後に使用キャラの紹介。最初から使えるのは5人で、あとの1人はショップ(Black Market)でアンロックできます。簡単に各キャラのスキルを説明すると、左上から「Soul:トラップを仕掛ける」「Shadow:煙幕を張る」「GodFather:体力回復」「Crow:テレポータ設置」(ロックされているキャラのスキルは伏せておきます)。


Watcherは3体です。中央のFortressのスキルはボム投げ。右の芸者っぽいのはGeishaです(そのままですね)。まだ早期アクセスなので今後増えていくものと予想されます。

競技性のある遊びやすい非対称オンライン鬼ごっこ


本作はまだ早期アクセスですが、ゲーム自体は特に大きな問題もなくプレイできています。内容的には残酷な描写やホラー的な重々しい雰囲気も無いため、誰にでもプレイ可能な裾野が広いゲームになっています。アリーナで競技をしているようなプレイ感覚なので、「非対称オンラインゲームをこれから始めたい」という人はこの作品から始めてみるのもいいかと思います。


本作のショップである「Black Market」では、ゲーム中で得たゴールドやマテリアルを使ってスキンやアンロックキャラを購入することができます。現在日本語サポートはありませんが、ルールが分かればプレイ自体に問題はないかと。「気軽に非対称ゲームが遊びたい」「ホラーテイストの非対称ゲームは合わなかった」という方は、本作を試してみることをオススメします。

製品情報



※本記事で用いているゲームタイトルや固有名詞の一部は、技術的な制限により、簡体字を日本の漢字に置き換えています。

■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国の歴史ものを書いている作家。母は台湾人。人生の大半を中国と台湾で過ごす。中国の国立大学で9年間講師を勤め、現在台湾在住。シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、ブログ「マイナーな戦略ゲーム研究所」を運営中。人生の理念は「あまり知られていないけど、知っていると人生が面白くなるもの」を発掘・提供すること。著書に「三国志」「封神演義」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。Twitterはこちら
《渡辺仙州》
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